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産婦人科を実際に転院した私が押さえた!産科選びチェックリスト7選

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妊娠3か月(12週頃)に、産婦人科の転院をしました。
単身赴任中だったため、妊娠がわかった際には
とりあえずネットで調べた近くの産科に駆け込みました。

 

しかし、産休に入ったら引っ越し、同居となり
東京に戻っての出産予定だったため
早めに出産予定病院での受診がいいと思い転院をしました。

実際に転院した際に私が確認した内容を
まとめてみました。

 

 

 

 転院の際にチェックしたポイント✓

転院するにあたり絶対押さえておいた方がいい
内容は全部で7つ!

Check !
① 自宅からの距離
② 分娩方法
③ 検診費用
④ 出産費用
⑤ 入院方法(個室?大部屋?)
⑥ 立ち合い可否
⑦ 産院方針
 
 実体験交えて一つ一つ説明していきます。
 

①自宅からの距離

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陣痛が始まったら、基本的には
自家用車かタクシー
にて病院まで移動します。

長時間の移動は厳しいため、
通いやすい範囲内で探しました。

妊婦検診も、
臨月に入ると1週間に1回となり
大きなお腹を抱えて移動するのは結構辛いです。

その面でも、
自分が普段から通いやすい距離かどうか?

は考慮しておいた方がいいです。

とはいえ、大きな病院での出産希望だと
そんな近くに総合病院なんてないよ!と
いう方も多いと思います。

病院によっては
セミオープンシステムを取り入れているところも
多いようですので、まずは調べてみるといいと思います。

オープン(セミオープン)システムは、「妊婦健診は自宅や職場近くの通いやすい診療所で受診し、出産は高度な設備を持つ病院で行う」というもの。
妊産婦さんの利便性を保ちながら、それぞれの医療機関のメリットを上手に活用した連携システムで「安全・安心」な出産を実現します。 

 私の転院先でも、
セミオープンシステムを取り入れていました。
私はそこまで遠くないので直接通っていますが、
歩いていける距離に提携のクリニックがあったので
セミオープンシステムを利用することもありだと思いました。

余談ですが、
第一候補だった徒歩圏内の総合病院は
丁度新型コロナウィルス最盛期で
新規受け入れを中止していました。

その点でも数か所事前に調べておくことは大事ですね。

 

②分娩方法

病院によって、自然分娩のみの方針の産院もあります。
まずはご自身がどのような分娩を希望するか?を
考えた上で産院選びをすることをおすすめします。

決まっていないのであれば、
選択肢は多くあった方がいいですよね。
また、大病院なのか?クリニックなのか?助産院なのか?

でも分娩スタイルは大きく変わってきます。

yokumama.com

 

こちらの記事にそれぞれの特徴が
まとめられておりましたので参考にしてみてください。

 

特に無痛分娩を候補に入れている場合は注意!

無痛分娩は、昔よりは多くの病院で取り入られているのですが、
実施できるところには限りがあります。

大学病院などの大きい施設や人気の病院だと、
予約自体が10週前後で受付終了していることもあるので注意!

分娩方法自体に悩んでいる場合は、
計画分娩も対応しているところを抑えておくのが無難だと思います。

後からやめることはできますが、
自然分娩のみの対応院も非常に多かったので注意です。

併せて、無痛分娩を候補に入れる際には
麻酔科医の有無や対応状況はチェックしておきましょう。

小さい産院だと、
産婦人科の先生が兼務していたり、
24時間体制でないことも多いです。

病院の対応体制を理解し、納得した上で決めるべきです。
特に、夜間や土日の場合は無痛対応していない病院は
結構多かったので、それでもいいのか?
24時間体制がいいのか?も検討材料に入れるようにしましょう。

③検診費用

ここ結構大事です!
想像以上に金額が異なります。

 

自治体の補助額も異なる

妊婦検診の際は、各自治体から
検診の補助券がもらえます。

こちらは、母子手帳交付時に頂けるものです。
この補助額は、地域によって異なるようです!

↓過去の各県の公費負担額一覧

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こう見るだけでも、
費用しかり、補助回数しかり全然違いますね。

住む自治体は、
簡単に変えられないので次の項目を検討しましょう。

産院によって、検診額も異なる

妊婦検診は、健康保険の補助がありません。
(一部検査除く)
そのため、検診費用も全く違います!

私の場合…

  •  A院(茨城県) 初診:補助券なし3,500円
    2回目以降:補助券あり0円(なし3500円)
    ⇒補助券ありだと、0円ですよ~と言われた
     私は3回目まで通院。その際は住民票が異なり補助券が使えなかったので3500円でした

  • B院(東京都) 初診:補助券あり10,000円
    2回目以降:補助券あり 3,500円

 私の場合、検診チケットは14回分頂けたので、
A院、B院での2回目以降の差額で計算すると費用負担の差は…
\\\\45,500円////

結構大きいですよね。
同じ地域だとしても、病院によって金額は本当にまちまちなので、
確認してみることをおすすめします。

確認方法は?

 そんな費用負担額が違うのか…!
と思ったところで、確認方法はあるのか気になりますよね?

下記3パターンになります。

Check !
① 口コミを調べる
② (知り合いがいれば)直接聞く
③ 病院に聞いてみる
 
 ①口コミを調べる
ネットの検索で、
「(病院名) (産婦人科) 口コミ」
などと検索すると、口コミサイトでの評判が出てきます。
まずは調べてみましょう。
しかしながら、都内の大病院でも口コミ件数は多くないため
中々出てこない場合もあります。
私は、転院の際にB病院と一緒に検討していた
総合病院を調べると、
毎回の検診費用が5000円と書いている口コミがありました!
まれに費用感を書いてくれていることもあるので、
まずは調べてみましょう。
②(知り合いがいれば)直接聞く

もしその土地に慣れており、
知り合いのつてを辿って確認できるのであれば
教えてもらうのが一番です。

残念ながら私は、A院・B院共に知り合い0だったので
①と③で乗り切りました。

実体験者に聞くのが正確で一番です!

③病院に聞いてみる

診察を受けるか検討している段階で、
電話で聞いてみると教えてくれる病院もあります。
分娩費用はHPにて公開している病院も多いですが、
受診を検討している段階で受付に電話で聞いてみるのがいいと思います。

初めて受診するのであれば、
いくらかかるかわからないのも不安ですよね。

なので、初診費用と、2回目以降どれくらいかかるかを
聞いてみましょう。

よっぽどのことがない限り教えてくれると思います。

また、初診でかかる際は予約はできず
直接来てください、と案内されることが多いですが
一緒に予約できるかどうかも聞いておくといいですね◎

 

④出産費用

 

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金額が金額なだけに、非常に気になる部分ですよね…。
詳しい説明を聞かずに分娩費用が高くて焦ったTT
なんて声を聞くことも。
一番出費に繋がる部分ですので、ぜひ事前にしっかりリサーチしておきましょう。
 
健康保険に加入していると、
出産育児一時金が大抵42万円支払われます。
協会けんぽHPにQ&Aが載っています

出産育児一時金について | よくあるご質問 | 全国健康保険協会

最終的に、
かかった費用 - 42万円
が自己負担額となります。このかかった費用が、また病院によってまちまちです。

B院の場合の出産費用は?

私の出産予定の病院(都内)での
料金システムはこのような形です。

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 お部屋を大部屋にすると、
約+8.5万円の自己負担となります。
また、夜間や休日に生まれるとその分金額がプラスになります!
…仕方ないけど、平日出てきて~って祈っちゃいますね。
 
私は現状無痛分娩を予定していて、
・自然分娩に +10万円
・部屋は強制的に一番良い部屋 +19万円
=約30万円の自己負担です…。
特に、2番目の無痛分娩の人は部屋が選べず
高い個室収容なのがいまだに納得いきません。
これは転院後分かったことなので仕方ないですが…。

 

私の実体験からもわかるように、
元々表示されている費用以外にも
病院独自の謎ルールがあったりするので、
調べられる・聞けるものはなるべく聞くようにしましょう。

③検診費用同様調べているのをおすすめします。

⑤入院方法(個室?大部屋?)

こちらも病院により、予約できたりできなかったりまちまちです。
また予約しても、ベットの空き状況などに応じて
変更になることもあるそう…。

当然負担金額も変わってくるので、
予約の仕組みは確認しておきましょう。

分娩予約について、
HPに記載している病院も多いので調べてみましょう。

 

⑥立ち合い可否・面会可否

これはコロナ禍の今だからこその問題ですね。
地域によってかなり差があるとは思うのですが、
地域内でも大きな差があるようです。

色々聞いていると…
・出産時のみ立ち合いOK
・出産後旦那さんのみ面会OK
・出産時・出産後どちらか面会を選べる
など本当に産院によってまちまちです。

現状の対応を聞いておくと、
今後第三派以降きた場合などの対応も
想像がつくと思うので、確認しておきましょう。

また面会できるかどうかで、
個室にするのか?など費用面に影響していくところもありますよね。

先ほど述べたように、私としては
強制的に個室ですが、面会もできないし、
メリット低くない?と思ってしまっています…。

今後の状況も読めませんが、
対応の方針はわかると思います。

⑦産院方針

産院によって様々な方針を掲げています。
大体これは、HPなどに載っているので事前にリサーチしやすいです。

・分娩方針

・産後方針

は確認しておくといいです。
完全母乳推進の院などもあるので、
自分のイメージしている内容と合っているのか?
ここがずれると、出産が近づくにつれてブルーになっていくので、
特徴は掴んでおきましょう。

とはいえ、妊娠がわかった時点で
そんな先まで完璧にイメージできる人は少ないと思います。

そんな場合は、調べて「まあそんな感じなのね」くらいの
理解でOKです。

ただ、
特徴が強い内容については自分として合うかどうか?
は見ておくといいと思います。

 

最後に:転院の仕方

ここまでチェックすべき内容を見ていきました。
最後に、いざ転院先の目星が経った!
どうやって転院するのか?を説明します。

 

①転院検討先に、電話で確認

目星がついたら、転院したい旨を連絡する。
病院によって、分娩予約の関係から
受付週数が決まっているようです。

そのため、勝手に転院しても
受け入れてもらえない可能性もあるので
必ず事前に転院したい旨を連絡しましょう。

その際に、初診で必要な持ち物を説明してくれると思います。

私の場合は、

・紹介状

母子手帳

でした!

②現在の病院にて紹介状を書いてもらう

①で、転院先が決まったら、
転院前の病院に紹介状を書いてもらいましょう。

理由を聞かれることもありますが、
本当のことを話しても話さなくても大丈夫だと思います。

紹介状を頂けないと、
転院までの妊婦・赤ちゃんの状況が伝わらないため
事情を説明し書いてもらうことが必要です。

転院先を聞かれますが、
私の病院では開けておくこともできるよ~と言われたので
病院名(宛名)は開けてもらいました。

 

最終的に、コロナ発生真っ只中で、
最初に検討していた病院に転院できなかったので、
あけておいてもらってよかったです。

 

しっかり納得して産院選びを!

妊娠・出産はとても幸せなことですが、
体も心も家計にも負担がかかる一面もあります。

妊娠期間中、二人三脚で出産に向かう産院は
慎重に選ぶべきです。

これから幸せが待っているみなさんが
より前向きになれますように。